JAとうとは、第29回岐阜県JA大会において、岐阜県JAグループで決議した「農業者の所得増大」「総合性の発揮による地域の活性化」を基本方針として、地域農業・地域を支える役割を果たす組織として、自己改革を進めています。
ここに、これまで進めてまいりました「JAとうとの自己改革」の取り組み内容の一部をご紹介させていただきます。

「農業者の所得増大」に向けて

主な取り組み

地域の気候(高温)に適したお米の試験栽培、ならびに「こしひかり」の試験圃場設置による生育状況や収量の調査

※圃場(ほじょう)……作物を栽培する水田や畑などの農地

「おいしいお米づくり」に向けた取り組み

管内農家の圃場を対象として土壌診断や食味検査を行い、診断結果から適正な施肥や栽培方法を提案しています。

※ 調査結果を活用して「営農情報」として発信しています。

  平成28年度 平成29年度
土壌診断 54件 96件
食味検査 56件 83件

農家を対象とした研修会等の開催

当JA職員が農家の圃場へ出向き、県農林事務所等と連携して生育状況の調査や営農指導を行っています。
また、水稲農家を対象に病害虫防除や気象条件にあわせた栽培管理方法等についてアドバイスを行う「青空教室」や「売れる米づくり研修会」を開催しています。

土壌診断

青空教室

出向く営農支援活動への取り組み

農業者に対して充実した営農支援を行うために、農家へ出向いて個別のニーズに応える取り組みを進めています。また、「営農アドバイザー」等の資格を取得して職員の資質向上を図っています。

安全・安心・新鮮な地元農産物の提供

安全・安心・新鮮な農産物を地域の皆さま方にお届けするために、農産物直売所出荷者への営農指導と共に残留農薬検査を実施しています。
農家の皆さんが丹精込めて育てた地元農産物は、農産物等直売所「きなぁた瑞浪(瑞浪市)」、「とれたて新鮮!駅北ファーム(多治見市)」で販売しています。

農事改良組合員へ営農情報の提供

農事改良組合員へ気象状況や病害虫防除などの営農情報を、改良組合への回覧文書として、また、定期的に行われている会議等で提供しています。(年5回)

次世代を担う若手農業者との定期的な意見交換会の実施

新規就農者、親元就農者の方々と県農業普及課を交えて、意見交換会を定期的に実施しています。
就農にかかる課題や必要な支援等、現場感覚での意見交換を行い、双方で問題意識を共有し課題解決に取り組んでいます。
今後も、地域農業の将来を担う若手農業者の皆さんの持続可能な農業の実現に向けた取り組みを進めます。

新たな集落営農組織の設立に向けた取り組み

耕作放棄地の拡大や農業の担い手不足・高齢化に対応するため、地元の農業者の方々と協議を重ね、行政と連携・協力して農事組合法人の設立に取り組んでいます。

農事組合法人「とうぶ営農」(瑞浪市、平成26年4月設立)
農事組合法人「曽良の里」(土岐市、平成27年12月設立)
農事組合法人「ふかさわ」(瑞浪市、平成29年10月設立)

新規就農者への支援

地域農業の担い手となることが期待できる新規就農者の方々に、行政と協力して農業を始めるための技術の習得、農地の確保、営農資金や農業用機械・施設の調達などの相談・指導及び支援を行っています。

東濃就農応援隊
平成28年8月に結団した次世代農業の担い手を育て地域で応援する組織で、当JAを事務局として地元の観光協会や金融機関、商工会議所など26団体が登録しており、情報共有しながら就農をサポートしています。
東濃就農応援隊

営農組合等への助成

生産効率を高める農業用車両購入・玄米保冷庫設置・栽培ハウス設置・パイプハウス設置・えごま搾油事業開始など農業生産の拡大に取り組む農業者へ助成を行っています。(助成金の総額:約2,300万円)

6次産業化商品の加工・販売協力

えごまの搾油施設整備および搾油事業開始に協力しました。

6次産業化
農林漁業者(1次産業従事者)が農山漁村の雇用確保や所得の向上を目指して、これまでの原材料の生産だけでなく、食品加工(2次産業)や流通・販売(3次産業)に取り組む「経営の多角化」をすすめることをいいます。6次産業の6は、1(1次産業)×2(2次産業)×3(3次産業)。
えごまの搾油

地元農産物・加工品の販路拡大のための広報活動

  • 東海4県JAグループ「食と農の大商談会2017」開催(H29.11.8)にかかる、地元農産物の出店提案や企画
  • 書籍「婦人画報」の地元農産物等掲載にかかる視察誘致・企画
  • テレビ番組(ぎふチャン)による地域農業の紹介
    • 農業応援番組 鈴木ちなみの元気のみなもと「ちなみな!」
      ※ JAとうと編(第1回) 平成28年8月21日(日) 午後5時30分~6時 放送
      (第2回) 平成30年1月24日(水) 午後7時30分~8時 放送予定
      鈴木ちなみの元気のみなもと「ちなみな!」
      番組ホームページ
    • 「ママごはんTVプラス」
      ※ 平成30年1月8日(月)、15日(月)、22日(月)、29日(月) 夜6時~ 放送予定

食と農の大商談会

「婦人画報」視察

米の消費拡大

地元のおいしいお米を多くの方に食べていただくために、管内の飲食店等を対象に業務用米の販売推進を行っています。また、平成28年度より、金融8店舗でお米の販売を行っています。

販売店舗
ホワイト支店、市之倉支店、笠原支店、下石支店、駄知支店、上野町支店、土岐支店、陶支店
米の店頭販売

遊休地を利用したレジャー農園や貸農園事業

遊休農地の有効利用とセカンドライフの楽しみを併せもった、レジャー農園や貸農園事業を展開し、地域の皆さまに農業とふれあう環境を提供しています。
74ヵ所、669区画の圃場で363名の方にご利用いただいております。(平成29年12月現在)

レジャー農園

「総合性の発揮による地域の活性化」に向けて

支店協同活動

当JAが事業運営を展開する3市(多治見市・土岐市・瑞浪市)の金融30店舗、および経済7店舗を組合員・利用者の皆さま方の最も身近な拠点と位置づけ、JAとうとの役職員が地域行事等に積極的に参画し地域の活性化に努めています。

地域美化運動

泉支店、土岐口支店、上野町支店ほか
地域ボランティア団体と連携した清掃活動(河川清掃)や公共花壇の整備や手入れなど

地域イベントへの参画

定林寺支店、市之倉支店、陶支店ほか
地域で開催されるお祭り等へ運営スタッフとして参加
  • 来場者の案内係、設営にかかるお手伝い
  • JAブースを設置してイベントを開催
スポーツ大会への参加
駄知支店、濃南支店、稲津支店ほか
インディアカ、マラソン、地域ファミリーウォーキング、ゴルフなど

職場体験の受け入れ

支店に児童を招いた職場体験教室の開催

交通安全運動(全拠点)

地域ボランティア団体と連携した通学路見守り活動(春・秋)

食農教育活動

当JAは、地域の未来を担う子どもたちに対し、食を支える農業の役割、農業と生活・社会との関わり、地域の食文化、いのちと健康の尊さなどについて理解を深めてもらうための「食農教育」を、関係機関や地元の農家の皆さんの協力を得ながら実施しています。

農業体験教室

  • 園児のサツマイモ苗植え、収穫体験
  • 児童の田植え、稲刈り、餅つき体験
  • 児童の農園見学会の開催

出前授業

  • 小学校で児童向け農業雑誌「ちゃぐりん」を用いた授業を開催
  • 児童といっしょに大豆を栽培・調理する取り組み(まめなかな運動)

地域貢献活動

  • 行政との連携協定の締結(高齢者等見守り活動・地方創生にかかる活動・生活習慣病予防活動)
  • 地域防犯活動への取り組み(こどもみまもり隊JA110番など)
  • 土岐市「陶史の森」整備にかかる寄付金協力
  • 公共非常用電源装置の設置(市之倉支店)
  • 防災用エアーテントを3市(多治見市、土岐市、瑞浪市)に寄贈
  • 国際陶磁器フェスティバル美濃への協賛
  • 学生食堂への食材提供
  • 公共福祉施設への新米寄贈
  • 管内全小学校(全28校)への児童向け農業雑誌「ちゃぐりん」寄贈
    次世代を担う子どもたちが食・環境・農業への理解を深めるきっかけとなることを願い、毎年寄贈させていただいております(年間1,800冊)
  • 訪問介護事業、居宅介護支援事業(「JAとうと在宅介護サービスステーション」)

「陶史の森」木製遊具整備への寄贈

新米寄贈

スポーツ振興

「JAとうとCUPジュニアフットサル大会」の開催

地域の子どもたちにスポーツを通じて「健全な心と身体の育成」、ならびに地域の活性化に寄与することを目的として、地元小学生を対象に平成21年度より毎年開催しています(参加人数:のべ1,400人)

ジュニアフットサル大会

JAとうとは地元の農業振興をはじめ、組合員ならびに地元の皆さま方の生活設計や事業運営のお役に立てるよう、役職員一丸となって努力してまいります。今後とも一層のご支援、ご理解をお願い申し上げます。

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